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うつ病さんのブログです。闘病生活や、これまでの病気の経過、これからの展望などを綴ります。

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「その後のツレがうつになりまして。」レビュー~私のうつ病を乗り切る秘訣「ちゃ」「ちゅ」「ちょ」

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「その後のツレがうつになりまして。」を読みました。

「ツレがうつになりまして。」の続編です。

 

www.yukidoke.net

 

 

「ツレうつ」第一弾よりうつ病に詳しくなった細川貂々さんが、コミカルなタッチで夫(ツレさん)の闘病記を綴ります。

 

 

うつ病を乗り切る秘訣「あとで」と「ちゃちゅちょ」

第一弾同様、ツレさんが章と章の間に短いエッセイを書いているのですが、印象的だったところを紹介したいと思います。

 

ツレさんが考案したモットーが「あ」「と」「で」です。

「あ」

「あ」は「焦らない・焦らせない」。

うつ病はどうしても焦りがちになるけれど、焦らないようにするのが大切です。

石にかじりついてでも焦らない心境を会得しようということ。

と、ツレさんは言っています。

「石にかじりついてでも焦らない」・・・。

でも、それがなかなか難しい! 

がんばって焦らないようにする、というのも何か変だし。

私は、そこで、「ちゃんと自分の気持ちに気づく」というのを目標にしたらいいのではないかな、と思いました。

焦っている気持ち、そわそわしている気持ち、落ち着かない気持ち。

そういった気持ちに、ちゃんと自分で気づくだけで、少し落ち着くような気がします。

「石にかじりつく」気力がないときでも、「気づく」ことなら気負わずにできます。

「ああ、今私は焦っているな」

そう気づくことができれば、焦る気持ちも少し収まります。

 

「と」

「と」は「特別扱いしない」。

うつ病になる人は自分を特別視しがちで、うつ病の病前は「自分は人よりもデキる」と思ったり、うつ病発症後は「自分は人一倍不幸」とか「特別だから人より早く治る(あるいは決して治らない)」などと考えている、とツレさんは語ります。

そういうのって・・・確かにある!

ただ、私は思いました。

それって、「特別と思っている」というより、中二病的!

ねじ曲がった自分特別感です。

「中二病にならない」の方がしっくりきます。

 

「で」

最後の「で」は「できること・できないことを見分けよう」です。

できることをきちんとする(させる)、できないことは無理しない(させない)

ということです。

 

でも、ツレさん自身も言っていますが、うつ病さんは、この見分けが付かなくなっている!

回復期になってできることが増えても「できない」とネガティブになってやらなかったり、無理なことを「きっとできる、やらなきゃ」と思って後で疲れ切ったり。

「できることとできないことを見分けて行っていく」のは、うつ病の回復期以降だと思います。

急性期は、何もただひたすら休むことに集中した方がいい時期だから。

 

私としては、うつ病の回復期になって、「できること・できないことを見分ける」のが難しかったら、「ちょっと背伸びをする」のがいいかな、と思っています。

できるかできないかはなかなか見分けがつかない。

でも、少しずつできることを増やしていきたいと思える時期になったら、昨日の自分より「ちょっとだけ背伸びをした」行動をしてみる。

無理をするのとは違います。

回復してきているのなら、ちょっと背伸びをした行動もできる可能性が高いです。

だめなら、また戻せばいい。

数日後にやれそうだと思ったら、再度挑戦すればいい。

私の場合は、そうやってやってみたことは、たいていできちゃいました。

それを繰り返すことで、できることがだんだん増えていくと思います。

 

ツレさんの

「あ」焦らない・焦らせない

「と」特別扱いしない

「で」できること・できないことを見分けよう

 

に対して、私は

「ちゃ」ちゃんと自分の気持ちに気づく

「ちゅ」中二病にならない

「ちょ」ちょっと背伸びをする

 

をモットーにしていこうと思いました。

 

もし気分が乗ったら、みなさんも自分に合ったモットーを作ってみてください。

自分で作ったモットーは愛着も湧くし、ご自身の指針となり、回復の手助けになるはずです。

 

おわりに

細川貂々さんは、この本の終盤で、ツレさんの性格について振り返って、ツレさんは、

病気をして

いろんな経験を

して

より自然に楽に

生きられるように

なったと思います

と語っています。

この部分、とても感銘を受けました。

 

自分を知り、「より自然に楽に生きられる」ようになるのなら、私もうつ病になった「甲斐がある」というものです。

そして、自分を振り返ってみて、もしかしたら、私の生き方にも、そういう良い変化が徐々に生じてきているのかもしれない、と感じました。

 

うつ病になることで、自分をより深く知り、自分らしく生きられるようになる。

そう思えば、暗闇の中に少し光が見えるような気がします。

 

 

まだまだ暗闇を抜け出せない、そんなうつ病さんも多いでしょう。

もしよかったら、あなたの声をお聞かせください。

うつ病の無料相談やっています。

 

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