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「うつヌケ」レビュー③~うつ病を治す方法(後編)

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田中圭一著「うつヌケ」という本のレビューです。

 

「うつヌケ」レビュー②~うつ病を治す方法(中編)の続きです。

 

www.yukidoke.net

 

 

これまでの記事では、うつ病を治す方法として、

  • 朝起き抜けにアファメーションをする(肯定的な言葉を自分になげかける)こと
  • 人から必要とされ、自信を取り戻すこと

を著作からご紹介しました。

 

今回は、本書で触れられている、その他のうつ病を治す方法3つについて、私の感じたところを述べていきたいと思います。

 

うつ病を治す方法(後編)

認知の歪みに気づくこと

精神科医ゆうきゆう先生のパートでは、認知行動療法的な視点が述べられています。

日記を書くことで、自分を客観視し、認知の歪みに気づくことが回復への道だそうです。

日記療法は、よく聞きますね。

 

日記は、ただ漫然と書けば良いのではなく、

  1. 客観的事実 なにが起こったか
  2. 主観的感想 それを自分はどう感じたか

 を書いて、後で読み返すことがポイントだそうです。

 

時間をおくことで、悩みがたいしたものではなかったことに気づけます。

とてもオーソドックスな認知行動療法のやり方です。

 

私はブログの他に、簡単な日記も書いていますが、その書き方を少し工夫しようかな、と思いました。

 

それから、自分のブログを読み返すのは、結構恥ずかしいのですが(私だけ?)、 自分の認知(もののとらえ方)の癖を探っていくために、たまにやろうかな~、と考えつつある今日この頃です。

 

「自分の責任だと思っていること」を減らすこと

うつ病さんは、自分ひとりで抱え込みやすい性格の方が多いと言われています。

責任感が強い人が多いんですね。

でも、何でもひとりで抱え込んだら、体が持ちません。

 

管理職の方は、仕事を上手に割り振ればいいんです。

(もちろん、仕事を部下に押しつけて自分だけサボるという意味ではありません。)

 

部下がいない方にも、この視点は大切だと思います。

わからないことは、自分で調べなきゃ、考えなきゃ、と思い込まずに、同僚や先輩、上司にどんどん聞いて、ひとりで責任を背負い込むことを避ければいいのです。

 

これは、仕事だけでなく、家事などにも言えると思います。

私は、家事は自分の仕事で完璧にやらないといけないと思い込んでいるところがありますが、もう少しその考えも緩めていきたいな、と思いました。

 

子供のころ閉じ込めていた感情を解放すること

少しテイストの違う話題ですが、幼いころに負った心の傷を抱えたまま大人になった方って、案外多いんですよね。

そのことが原因で心の病を発症してしまう方もいます。

 

本書では、その具体的な心の解放の仕方について詳細には触れられていませんが、

「子供のころの苦しい思い」を閉じ込めたままなのもうつになりやすい原因

として、それを許し、認め、解放してあげることが、「うつヌケ」につながることも多いと言及されています。

 

本書では、この言葉は使われていませんでしたが、いわゆる、インナーチャイルド」の癒やしと言えるでしょうね。

インナーチャイルド(内なる子供)とは、大人になっても残っている、子供のころの記憶、感情、思いのことです。

 

自分の心の中にある、満たされなかった子供ころの心情とそっと向き合って、その感情を解放し、そのままでいいんだよ、と許しを与えます。

すると、心が軽くなり、これまで感じていた生きづらさが軽減されると言われています。

 

また、自分の半生を振り返って、周囲の人にしていただいてきたことを振り返るのも、インナーチャイルドの癒やしになるように思います。

「内観療法」という心理療法では、家族などの身近な人に関して、

  1. していただいたこと
  2. して返したこと
  3. 迷惑を掛けたこと

をひたすら振り返っていきます。

 

私はこの内観療法を受けたことがありますが、自分がどれだけ愛されてきたかを改めて実感し、感謝の念に包まれ、涙が止まりませんでした。 

大人になって初めて、きちんとインナーチャイルドと向き合った経験になったように思います。

本当に良い経験になったので、いつか体験記を綴りたいです。

 

レビュー③のまとめ

うつ病を治す方法には、

  • 認知の歪みに気づくこと
  • 「自分の責任だと思っていること」を減らすこと
  • 子供のころ閉じ込めていた感情を解放すること

などがある。

 

 

次回は、「うつヌケ」レビュー④~うつ病とのつきあい方(前編)をお送りします。

 

www.yukidoke.net

 

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