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うつ病さんのブログです。闘病生活や、これまでの病気の経過、これからの展望などを綴ります。

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しあわせはじぶんのこころがきめる的な論理療法のお話

 

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起こった事実は変えようがありません。

でも、物事のとらえ方は自分で変えることができます。

今日は、そんなお話です。

 

論理療法ってなあに?

「論理療法」というものを聞いたことがありますでしょうか?

アメリカの臨床心理学者アルバート・エリスが、1955年に提唱した心理療法です。

もののとらえ方を変えることで、結果として心の状態が変わるという仮説に基づいています。

起こった事実は変えられなくても、物事の受け止め方ひとつで、心の問題は解決したり和らいだりします。

 

「論理療法」は、現在うつ病の治療に多く用いられている「認知行動療法」の基礎を築いたと言われています。

 

ABCDE理論

論理療法では、ABCDE理論というものが用いられます。

  • Aは、Activating Event(出来事)
  • Bは、Belief(信念、受け取り方)
  • Cは、Consequence(結果)
  • Dは、Dispute(反論)
  • Eは、Effect(効果)

の略です。

 

たとえば、上司に「おはようございます」と挨拶したところ、返事が返ってこなかったとします。(A:出来事

ネガティブなうつ病さんは、

「自分は上司に嫌われている。」

「きっと、みんな自分のことが嫌いなんだ。」

などと考えがちです。(B:受け取り方

 

その結果、落ち込んでしまったり、会社に行きづらくなってしまったりします。(C:結果

 

でも、もしかしたら上司はあいさつが聞こえなかっただけかもしれません。

考え事をしていて、自分に向けられたあいさつだと気づかなかったのかもしれません。

D:反論

 

こんなふうに、柔軟な物事のとらえ方ができれば、気持ちも楽になるでしょう。(E:効果

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もののとらえ方ひとつで、世界は違って見えてきます。

診察のとき、主治医の先生は、何気なくこの療法の理論を用いて優しく励ましてくれたりもします。

 

私の場合

ブログのコメントって結構勇気が要りませんか?

こんな風に表現されている方もいて、なるほど、と思ったことがあります。

私の中ではなんとなく「記事」はその方の家やお庭で、「コメント欄」は家で大切にされているものだったり庭に咲く花のようなイメージです。

はてなスターとブックマークとコメント欄 - 思考は現実化する

id:b204638さん、勝手に引用してしまってすみません。問題あれば変更・削除します。)

 

私はブログを始めて間もないころ、ある方のエントリーに載せられていた素敵な写真を見てコメントを書いたことがあります。

簡単に表現すると

「素敵な〇〇ですね! 私も見習いたいです。」

みたいなたわいない内容でした。

コメント公開が承認制だったのですが、待てど暮らせど承認されません。(A:出来事

な、なぜーーー?!!!

確認するのが怖いのでやりませんが、たぶん、今も私のコメントはお蔵入りしているはずです。

しくしく・・・。

 

「褒めちぎっていて気持ち悪かったのかな」

とか、

「変な人ってとらえられたのかな」

とか、

「私がコメントすると迷惑なんだな」

とか。

思考はどんどんネガティブな方向に・・・。(B:受け取り方

 

結果、私は人のブログにコメントをするのが怖くなってしまいました。(C:結果

 

でも、私のブログにもときどきコメントをくださる方もいて、いただくとドキドキするけどうれしいものです。

そういった経験を積むうちに、

「コメントを書いたら喜んでくれる人もいるかもしれない」

「前のコメントは、たまたま承認されなかっただけだ」

と思うようになりました。(D:反論

 

そう考えると少し気持ちも緩んで、今では、ときどき人様のブログにもコメントを残せるようになりました。(E:効果

もちろん、みなさん承認してくださり、ほとんどの方がコメントへの返信もくださいます。

いまだに少し勇気は要りますけどね。

 

生きていれば、日々、いろいろな出来事(A)が起こります。

うつ病さんは、受け取り方(B)にゆがみが生じていることが多いです。

自分は全くダメな人間だ、とか、

誰からも必要とされていない、とか、

人生で大きな失敗をしてしまってもう立ち直る術はない、とか。

 

その結果、深い落ち込みにはまってしまいます。(C)

 

私もそうでした。

いまだに、そういうところはあると思います。

 

でも、少し立ち止まって、

本当にそうなの?

偏った決めつけではないの?

違った見方はできないの?

と問いかけてみてください。(D)

 

そうすることで、心のあり方が変わるはずです。(E)

大げさに言えば、新しい世界が見えてくるかもしれません。

 

まとめ

何かしらの出来事(Activating Event)に遭ったとき、自分の思い込み(Belief)によって、心の問題(Consequence)を起こしてしまっていることもある。

しかし、見方を変えることで(Dispute)、違った世界が見えてくる(Effect)。

 

みなさんも、落ち込んでしまったときには、この論理療法、ちょっと思い出してみてください。

相田みつを先生の、

「しあわせはいつもじぶんのこころがきめる」

って、この論理療法に通じるところもあるな、と思います。

 

みなさんの心にも、たくさんの幸せが降り注ぎますように。

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