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うつ病さんのブログです。闘病生活や、これまでの病気の経過、これからの展望などを綴ります。

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食べる瞑想~マインドフルネス・イーティングのススメ

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マインドフルネス、少し前から流行ってますね。

グーグルなどの大企業でも、研修に取り入れているとか。

 

うつ病にも効果的なマインドフルネス

マインドフルネスとは、「今ここ」に注意を向けて、あるがままに現実を受け容れること、などと定義されています。

パーリ語の「サティ」の訳語とのことです。

「サティ」とは、気づきのこと。

マインドフルネスな状態とは、五感や自分の心の動きなどに関して、気づきを持っている状態とも言えるでしょう。

 

うつ病にも、マインドフルネスが効果的ということは聞いたことがある方も多いのではないかと思います。

うつ病になると、どうしても交感神経が優位になって精神が落ち着かなくなってしまいがちです。

マインドフルネスのトレーニングを行うと、副交感神経が優位になり、リラックスした状態になることができます。

続けていれば、穏やかな幸せを手に入れることができると言います。

 

食べる瞑想~マインドフルネス・イーティングのススメ

マインドフルネスのエクササイズというと、座って(もしくは寝転んで)目を閉じて行う瞑想が中心になると思いますが、新たな習慣を日常に取り入れるのって、少しハードルが高く感じてしまいますよね。

 

そこで、お勧めしたいのが「食べるマインドフルネス」です。

「食べる」ことは、ほぼすべての人が毎日行うことですから、取り入れやすいのではないかと思います。

 

私はマインドフルネスのトレーニングコースに出たことがありますが、そこでは、レーズンエクササイズというものが行われました。

その名の通り、レーズンをマインドフルに食べるというものです。

講座の開始早々レーズンが配られて、何事かと、ちょっと笑ってしまいました。

 

レーズンエクササイズとは

  1. レーズンを手にとって、色、形、艶、触感などを観察します。
  2. 鼻先に近づけて、匂いを感じてみます。
  3. 十分に観察できたら、口に入れてみましょう。
  4. 舌先に置いて、その感覚を観察します。温度や硬さ、味は感じられるでしょうか?
  5. ゆっくりと、噛んでみましょう。口内に味が広がるのが感じられるでしょうか?
  6. 歯の動き、舌の動き、変化していく味をさらに感じてみます。
  7. 飲み込むときの喉の動き、感覚にも注意を払います。

 

と、こんな感じで、レーズンを注意深く食べるのです。

何気なく食べるよりも、味が鮮明に感じられ、満たされた気分になります。

 

食べるのはレーズンでなくともかまいません。

普段の食事にこれを応用してみてもいいのです。

 

今日は、ほうれん草ベーグルをマインドフルに食べる練習をしてみました。

しっとりとした手触り、もっちりとした食感、唇に伝わる温かさ、生地がちぎれる音、鼻から抜けるほうれん草の香りなど、五感をフルに使って食べていきます。

いっそう美味しく感じられ、食べ物に対する感謝の念もわいてきます。

 

いろんな状況のマインドフルネス・イーティング

「食べる」と言っても、いろんな状況があり、その時々で、マインドフルネス・イーティングのやり方も違ってくると思います。

ひとりの時

私はひとりで食事するときは、できる限りマインドフルを心がけているのですが、ついネットやテレビを見ながらとか、心ここにあらずの状態で食べてしまうこともあります。

そんな状態だと、食べているという意識があまりないことさえあります。

でも、ひとりで食事するときは、絶好のマインドフルネス練習タイムです!

誰の目も気にせず、食べ物と、また食べるという行為と、対峙することができます。

咀嚼するときは目を閉じるのが特にお勧めです。

食べるという行為、味わうという行為がこんなに豊かなものだったのか、と感じることができます。

 

誰かと一緒の時

家族や友達とご飯を食べるときは、話に夢中になって、食べる行為への意識が散漫になってしまいがちです。

人と食べているときのマインドフルネス・イーティングは少し難しいですが、今食べているものの話題を出して、「美味しいね」「食感がいいね」などと感想を述べたりすると、より集中して、美味しく食べることができるように思います。

ずっと食べ物の話題を出しているわけにはいかないので、各お料理の初めの1口、2口は、マインドフルに食べる、などするといいかもしれません。

 

人気店で食べる時

なかなか予約の取れないお店や、行列のできるお店で食べるものって特別美味しく感じられますよね。

これって、そのお店の味が美味しいというのはもちろんのこと、あれだけ待った・並んだんだから味わって食べようという意識がわいて、知らず知らずのうちにマインドフルネスな食べ方をしているからじゃないかな、と思います。

特別な日の特別なディナーは、マインドフルネス・イーティングのチャンスと言えるかも知れません。

マインドフルネスなんて言葉は意識しなくても、自然とそうなっているはずです。

 

食べ放題のお店で食べる時

逆に、マインドフルネスに食べるのが難しいのは食べ放題のお店です。

いっぱい食べて元を取ろう! と、ついつい純粋に「食べる」こと以外に意識が向いてしまいます。

食べ過ぎたおなかをさすりながら、どんな形態でも、瞑想的に食べる心構えを忘れないようにしたいな~と毎回反省します。

私が意地汚いだけかも・・・。

知人は、ビュッフェのお料理を食べる前にいつも「むさぼらない」、「マインドフルネスに食べる」などと自分に言い聞かせていて、見ていると効果があるように思えます。

 

おわりに

マインドフルネスは宗教的な要素がなく、どんな人にも取り組みやすいと思うので、ぜひ多くの人にトライしてもらいたいな、と思います。

中でも、マインドフルネス・イーティングは生活と直結しているので始めやすいと思います。

だから講座の最初にレーズン・エクササイズが位置づけられているのかもしれませんね。

 

そんなことを言いながら、私もなかなかマインドフルな生活、できていません。

マインドフルネス・イーティングどころか、薬の副作用で過食になり味も分からぬまま食べてしまっていた時期もありました。

少しずつ精進していく気持ちで、いろんなマインドフルネスを生活に取り入れていきたいと思います。

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