転んでもただでは。

うつ病さんのブログです。闘病生活や、これまでの病気の経過、これからの展望などを綴ります。

うつ病さんのイラストブログです。

塩塗る人々

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今日は、何気なく自分のブログを読み返していて、つたない文章に赤面したりもだえたりしていたのですが、なぜか過去の思い出がふつふつと出てきて、色々と考え込んでしまいました。

今日は、そんなことについて書いてみたいと思います。

 

思い出したこと

自分のブログ読み返すのに勇気が要るのって私だけでしょうか?

なんだか妙に恥ずかしいと思いながら読み進めていったところ、

「『仕事はできないけれど、遊びに出掛けることはできるんだ? 最近、新型うつ病っていうのをよく聞くけど、君のは何うつ病って言うの?』と言われてショックを受けた」

という記事にぶつかりました。

 

www.yukidoke.net

 

私が言葉足らずだったのか、元気に振る舞う姿をそのままの私と受け止められたのか分かりません。

ともあれ、その知人には、私が理不尽な異動と長距離通勤でうつ病になったという経緯や、その後の経過について話していたにもかかわらず、そんなことを言われてしまいました。

まったく理解されなかったという思いや、怠けているかのような言葉を浴びせられた傷付きは、今も私の心をシクシクと痛めます。

 

そこで、なぜだか急に思い出したことがあります。

 

インドでの出来事

私は学生時代バックパックで旅行をするのが好きで、よくアジアを中心に海外に繰り出していました。

さんさんと太陽が降り注ぐ真っ昼間、私はインドはダラムサラの丘を一人で歩いていました。前方から、インド人の若い男性が歩いてきて、私とすれ違いました。

そこから5、6歩歩いたとき、その男性はいきなり向きを変えて私の背後まで来て、私の無駄にでかい尻を両手でぐわしーーーーっとつかんで、走り去っていきました。

私はあっけにとられて数秒間固まってしまいましたが、次の瞬間、「ぎゃ~」だか「ひぁ~」だか、ありったけの悲鳴を上げました。

 

そして、泣きべそをかきながら道を歩いていたら、前方から白人男性がやってきました。

「どうしたの?」

と聞いてくれたので、私は今あったことをそのまま説明しました。

すると、男性は、やれやれという表情で、

「そんな格好で一人で歩いているからだよ。気をつけなきゃダメだよ」

と言ってきました。

え・・・え・・・えええええええええええ!!!

私が悪いの?!!!

確かに一人でいたけどこんな明るい時間帯だし、スカートだけど特に露出の高いわけでもない格好をして散歩していただけなのに、私が責められるの?!!

そんなだったら、心配を装って声掛けてこなくていいよっ!うわーん!

 

この事件については、見知らぬ男性に尻をつかまれたことよりも、この白人男性の一言の方がショックで、未だに心に刺さっています。

 

SNSで罵詈雑言

そして、数珠つなぎに思い出される記憶。

 

数年前、当時流行っていたSNSで妄想性障害とおぼしき知人に目を付けられ、これまでの人生で浴びたことのない罵詈雑言をメッセージでもらったことがあります。

メッセージボックスをスクロールしてもスクロールしても悪口!

ここに記すのもはばかられるくらいの汚い言葉!

私からはけんかを売るようなことは何もしていないにもかかわらず、です。

 

たぶん、彼女の「障害」が言わせた言葉であって、彼女を責めるのは適切ではないかもしれません。

彼女がそういう傾向があるということは別の友人たちからも聞いていて、いったん「敵」認定されるとすごい攻撃を仕掛けてくるというのは結構有名な話だったのに、愚かな私は「自分だけは大丈夫」と根拠のない自信を抱いていたのです。

私は今まで言われたことのない酷い言葉に大きなショックを受け、PCの前で呆然としました。

 

その夜、その話を当時の恋人にメールで伝えると、すぐに返信が返ってきました。

「ああ~、こじれちゃったんだね。ネット上のコミュニケーションは難しいね。残念だけど、しばらく距離を置くしかないね。」

 

え????

読んだ?

私のメール、ちゃんと読んだ???

何そのけんか両成敗みたいな「解決策」? 

こじれたんじゃない、一方的に罵詈雑言を投げつけられたんだよ!

ネットのすれ違い云々の問題じゃないし、「残念」とかそういう話じゃないよっ!

あんだけ言われ放題言われて、時間が経ったら何か解決するんかい!

距離どころか、関係断絶したいわ!!!

 

私は自分の心が冷えていくのを感じ、すぐさま、

「その返信は、間違いです(=_=)」

とだけ書いたメールを再送信しました。

(すぐに彼から慌てた様子で電話がかかってきて、ちょっと申し訳ないことをしたな、と反省しました。)

 

これらの出来事の共通点

なんでこんな昔のことを思い出したか、考えてみました。

これらの「事件」には共通点があるように思います。

 

それは、「味方してくれると思った人に、思いもよらない反応をされた」ということです。

相手は私を傷つける意図なんてまったくなかったと思うのですが、私自身は、「傷口に塩を塗られた」ように感じてしまったのです。

 

私にとって、「第一加害者」(ここでは、私に理不尽な異動を強いた会社や、尻をつかんできたインド人男性や、罵詈雑言を吐いてきた知人)にされたことは、確かにショックで悔しい出来事でした。

でも、彼・彼女らは、私のような普通の人間とはちょっと違う性質を持った人たちで、語弊はあるかもしれませんが、「違うタイプの人間なんだから仕方がない」とか、「運が悪かった」と、ある意味諦めることができました。

 

でも、私が辛い経験を吐露した相手のことは、私は「同種の人間」、「わかってくれる相手」だと思っていました。

慰めてくれるだろうという、相手への期待、甘えがあったのだと思います。だからこそ、その相手からもらった言葉が思いもよらない、私にとって酷なものだったとき、さらなる傷つきを体験してしまったのです。

 

この人になら、と傷ついた心をさらけ出した結果、さらに受けた打撃は、普通に受けるそれよりもダメージ倍増です。

ねえ、あなたが手に持ってるそれ、塩だからー! 私の傷口に塗りつけないで~~~という気分になるけれど、相手に悪意がないから、怒りのぶつけどころもありません。

 

おわりに

うつ病に限らず、傷ついた心というのは、取扱注意ですね。まさに剥き身だから、ちょっとしたことで、さらに痛い思いをする羽目になっちゃいます。

なんだか被害者ぶったエントリーになってしまいましたが、私も十分気をつけようと思いました。

人の気持ちを慮れる優しさと、ちょっとしたことではへこたれない強靱な心を身につけたい今日この頃です。

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