転んでもただでは。

うつ病さんのブログです。闘病生活や、これまでの病気の経過、これからの展望などを綴ります。

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鬱とレミニセンス効果

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サボり・マジック

数日間、スポーツジムに行けなかった。

もともと体の硬い私。久しぶりにヨガをすると、

 

あれ???

 

なんだか、いつもよりも柔軟性がある。できなかったポーズができている。

これまで少しでも体が柔らかくなるのを信じてほぼ毎日ジムに通っていて、それでもあまり進歩がなかったのに。インターバルを置いたら、急にできるようになった。不思議~。

 

レミニセンス効果というのを聞いたことがある。何かを覚えた直後よりも、しばらく時間をおいた方が、よりよく想起する(思い出す)ことができるというものだ。運動や音楽の分野でもこの効果はあるらしく、一生懸命練習を続けてもうまくいかないのに、数日間練習から離れると、なぜかできるようになっていることがあるんだって。

 

何かを成し遂げようとあがいても上手くいかないときは、そのことはいったん忘れて、離れてみるのも手かもしれない。

 

これって、うつ病にも言えるんじゃないかな。

これまで、鬱の波に襲われたとき、私はそれと真っ向から格闘しがちだった。急性期の一番辛かった頃は何もできなかったけれど、少し動けるようになってからは、重い気持ちと向き合って、解決できる(かもしれない)方法を探した。鬱に効く食べ物があると知れば取り入れてみたり、運動が良いと聞けばおっくうな気持ちを鼓舞して散歩に出たり、先生のアドバイスに従って行動記録(1日の行動を記すもの)を一生懸命付けてみたり。鬱は、十分に休養することが基本だけれど、休むことさえも、「鬱を良くするため!」という意識でやっていて、どこか心に変な力が入っていたような気がする。

がんばってやってきたことには、それはそれで、意味があったかもしれない。

でも、空回りして余計辛くなったことも多かったような気がする。

 

やれる範囲でがんばっても、解決の糸口が見えなくて、がんじがらめになってしまったとき。そんなときは、いっそ諦めるような気持ちで、「治す」ことに焦点を当るのをやめてしまえばいい。

 

つい先日、久しぶりに鬱の大きな波が襲ってきた。

 

meisou.hateblo.jp

 

今までだったら、テンパって、数日間はその渦の中にいて格闘していたところだが、今回は、「治そう、落ち着こう、策はあるはず・・・」とあれこれ考えた後、「まあいいや。辛くても。」と、諦めるような気持ちになった。鬱と向き合うことをやめた。すると、気づかぬうちに苦しい気持ちから自分を引き離すことができ、いつもより早く浮上することができた。

睡眠も、「寝て治そう」という思いからでなく、「しーらない」という、自分への責任放棄みたいな感じで、ゆっくり休めた。

 

治そうという努力はある程度必要かもしれないけれど、それでもどうしようもないときは、いったん放り投げて諦めちゃえば、思いがけず良くなることってあるんだな。

 

魔女宅に学ぶ 

魔女の宅急便』で、主人公のキキの魔法の力が弱くなってしまったとき、絵描きの女の子は、自分が絵を思うように描けなくなったときになぞらえて、こんなふうにアドバイスした。

そういう時はジタバタするしかないよ。描いて、描いて、描きまくる。

 それでもダメだったら、と問うキキに、絵描きの女の子はこう答える。

描くのをやめる。散歩したり、景色を見たり、昼寝したり、何もしない。そのうち急に描きたくなるんだよ

 

魔法にも、絵にも、レミニセンス効果はあるのかもしれない。

そして、鬱にも、同じようなことが言えるかもしれない。

 

まとめ

まずは、やれることをやってみること。

それでもダメなときは、固執せずにいったん離れてみること。

がんばりやさんになりすぎないことで、思いがけない道が開けることって、きっとある。

 

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