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転んでもただでは。

うつ病さんのブログです。闘病生活や、これまでの病気の経過、これからの展望などを綴ります。

うつ病さんのイラストブログです。

置かれた場所で咲くということ。

映画『この世界の片隅に』を観た。戦時中の広島・呉のお話。後半は戦争の悲惨さが表現されていて重かったけれど、少し天然っぽい主人公の言動が可愛らしく、のんさんの声の演技とも合っていて、とても良かった。

 

主人公のすずは、きっと当時のほとんどの女性がそうだったように、自分の運命に従順な女性として描かれていた。突然の縁談に従い、地元の広島を離れて呉に嫁ぎ、気の強い小姑に少しいびられながらも、おおらかにそこでの生活を受け入れて暮らしていく。積極的に運命を切り拓くことはしないけれど、自分に与えられた環境で自然に輝ける人。

 

渡辺和子さんのベストセラー『置かれた場所で咲きなさい』という本があるけれど、すずは、まさに置かれた場所で咲くことのできる女性だな、と感じた。

置かれたところこそが、今のあなたの居場所なのです。「こんなはずじゃなかった」と思う時にも、その状況の中で「咲く」努力をしてほしいのです。

 

うつになってから、自分で何かを切り拓こうという気持ちがすっかりしぼんでしまい、もどかしさを感じていた。元気な頃は積極的に動けていたから、今までと違う自分に戸惑い、ギャップに苦しんだ。

うまくいかないながらも足掻いているうちに、今は、無理に自分から環境に働きかける必要はないのかもしれないと思うようになった。

現状を受け入れて、そこで、やれることをやればいい。やれないときは、やれないことを受け入れればいい。すずのように、置かれた場所で咲けばいい。

私には、ありがたいことに居場所もある。必要としてくれる人もいる。そのことに感謝して、無理せず、今ある環境で、輝ける方法を考えていこう。与えられた状況の中で、今の生活を大切にしていこう。

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