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社会復帰には壁がある!?うつ病回復期で気を付けてほしいこと

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うつ病で体調が悪くなり休職してしまったあなた。どん底の時期は過ぎ去ってくれたものの体調が安定しない。この状態では復職をするのは難しそう、、、なんて、ちょっとネガティブになって泣きそうになっていませんか?

 

実は、この時点で苦しんでいるのはあなただけではありません。復職にしろ、再就職にしろうつ病になってからの社会復帰は大きな壁があるのです。

 

今回は、その壁の乗り越え方と、その時期の過ごし方で気を付けてほしいことを贈ります。

 

【もくじ】

 

どん底から社会復帰までは回復期

うつ病に関する治療経過の呼び名は色々あります。その中でも良く使われるのは治療期間を3つに区分して説明する方法です。その3つの区分とは以下の通りです。

 

  • 急性期~「症状が強く出て体調がかなり悪い状態。何もできず休養する時期」
  • 回復期~「症状が緩和されてきてから寛解するまでの時期」
  • 維持期~「寛解した状態を保つ時期」

 

会社を休職した人の場合は、

 

  • 休職初期~急性期
  • 休職中期から後期~回復期
  • リハビリ出社・復職~維持期

 

となります。

 

回復期は嵐の中の航海

この3つの区分で大変なのが

 

  • 回復期
  • 維持期

 

です。

そして、特に大事なのは回復期なんですよね。

 

理由は、2つ

 

  • 大きな体調の変化が起きる時期
  • 体調変化のコントロール術を学ぶ時期

 

だからです。

 

うつ病というのは波のように良くなったり悪くなったりを繰り返しながら徐々に良くなるという性質を持っています。

 

しかも、多くの場合は

 

  • 大波
  • 中波
  • 小波

 

の3つの波が複合して襲ってくる状態です。例えるならば、嵐の中に大海原で航海しているような状況なんです。

 

突然調子が悪くなったかと思えば、信じられないくらい元気になって色々やってしまうこともあり、何をどうしていいのかわからなくなることが多いです。

 

これを自身に適した方法で

 

  • 解消する
  • コントロールする
  • 受け流す

 

方法を学んでいくのです。

 

ですから、この時期に色々な方法を習得している人ほど維持期は過ごしやすくなるんですよね。

 

とはいえ、維持期は維持期で大変ですけどね、、、、

 

コンパスとなるのは記録

そんな大きな波を大航海しなければいけないと知ったあなたは、不安になってしまったと思います。でも、大丈夫。簡単な方法で波を把握することができるんです。

その方法とは

 

「記録をつける」

 

というものです。簡単な日記でいんです。例えば

 

  • 午前中は体調が悪かったけど午後からちょっといい感じ
  • 今日は元気が一杯ある。たまったやることを一気にやろう
  • 体調が最悪で1日動けなかった
  • 今日はご飯食べなかったから元気がない
  • これをやったら元気が増えた気がする!
  • 考えすぎて落ち込みだした。元気がない

 

などメモのような日記でOKです。大事なのは毎日つけることだけです。

 

これを後から振り返ることで自分の調子の変化(波)を知ることができます。例えば

 

  • 3日元気になったら4日体調が悪くなるな
  • 元気がでた日の前の日は沢山食べているなor沢山寝ているな
  • どうやら5月は体調が悪いみたいだな

 

という感じです。これが分かると、体調の変化を予測できるようになるため体調不良の時に焦らず対処できます。

 

また、長いスパンで記録ができていれば、

 

  • どれだけ自分が回復したのかを知ることができる
  • 自分が頑張ってきたことを振り返られる
  • 体調が悪くても少しずつ良くなると再確認できる

 

ということができるため、自信をつけたり、自信を回復したり、前向きになったりするために活用できます。そうすれば、また一つずつ前に進もうと思えますよね。

 

このように自信をつけ、前向きになって、さらに、どういう波なのかを知れたら後は対処法を準備し実行していくだけです。

 

両極端の対処法を知ろう

そして、この対処法を覚えていくときも気を付けてほしいことがあります。それは両極端の対処法を知っておいて欲しいということです。

 

うつ病という病気は「気持ちが落ちるもの」と認識されているため多くの人が「気分が落ちたときの対処法」ばかりを覚えようとします。

 

しかし、元気がある時の対処法も知っておく必要があるのです。

 

うつ病の「落ち込み」を最大限に強くする原因は、

 

  • 体調が比較的良い時に頑張りすぎる

 

というものなのです。ですから、元気な時や体調がすこぶるいい時の対処法もしっかりと覚えていってください。

 

  • どれくらい頑張ると反動で不調になるのか?
  • 体調が良い時に必要な休養時間がどれくらいなのか?
  • 落ち込みのスタートするきっかけを知る
  • 頑張りすぎになりそうなときに、いかに気付くのか
  • もっと頑張りたいと思った時の気持ちの沈め方

 

などを知っておくと維持期が楽になるでしょう。

必死に頑張ってきた人には物足りない毎日になるかもしれません。ですが、その生活で自分が苦しんできたということを忘れないでくださいね。

 

同じ問題でも対処法は2つ

また、同じ問題でも対処法は2つあるということも知っておいてください。

例えば、

 

  • 疲労感が強く動くのがツラくなってきた

 

という場合は、

 

  • 活動量を減らし、栄養満点の食事をして休養時間を増やす
  • 軽い有酸素運動を実施し、栄養満点の食事をして休養時間を増やす

 

といった、一見真逆に見えるような対処法があります。

 

前者の方は「身体的疲労が溜まっているときの対策」であり、後者の方が「精神的疲労が溜まっている時の対策」になります。

 

このように、一つの問題には2つの相反する対処法があると知っておいてください。そして、一つしか対処法を知らなければ、相反する対処法を試してみてくださいね。

 

もう少し例を挙げておきましょう。

 

  • 意欲がでなくなったとき
    • ゆっくり休む時間を設けて回復に専念する(バリバリ頑張った後に有効)
    • 積極的に目標をつくり、少しでも活動を増やす(休養が長い時に有効)

  • 不安が強く出るとき
    • 不安を回避する方法を習得する(不必要な不安の時に有効)
    • 不安に慣れるよう訓練する(克服した方がいい不安の時に有効)

いかがですか?それぞれの状況をしっかりと認識して、必要な対策をうてるようにしてくださいね。

 

嵐を強めるのは己である

うつ病の波は本当に嵐のようなものです。最初出くわすときには、自分がおかしくなってしまったんだと強い不安にさいなまれてしまうことでしょう。

 

ですが、うつ病を患った人が必ず経験することですので安心してください。そして、多くの人がその波をうまくコントロールしながら過ごしています。

 

上手くコントロールできる人ほど、

 

  • 波は自分自身で強くも弱くもできるし、無意識に荒くしている

 

と思っています。

 

現に、体調の波が安定せずに暴れる人ほど冷静に自分を見ておらず、悪化する対策ばかりを実行しています。ちょっと厳しい言い方をすると、自分で自分を追い込んでいる状態になるのです。

 

そうならないためには、「波は自分で大きくしている」と気づくことが大事です。それにきづければ、こっちのもんですからね。

 

冷静になり、現状を整理し、今の自分に必要なことを一つずつ試していけるので波は自然と小さくなります。

 

波が小さくなれば元気なころのあなたに戻っていくことができますよ。

 

大きな視点で捉える

上記のことを覚えたなら、後は大局で物事を見るようになったら完璧です。うつ病からの回復は時間がかかります。特に波をコントロールするには数か月から年単位の取り組みが必要になります。

 

一日毎に一喜一憂するよりも長い目で見るように心がけてください。それだけで辛さは多少やわらぎますからね。

 

人は徐々に変化していきます。うつ病も同じです。いきなり元気になることはないのです。もし、いきなり元気になってしまったら必ず反動がくると思ってくださいね。

 

地道な1歩が大事です。それを毎日積み重ねるようにしましょうね。

 

社会復帰直前の大壁

上記を実行できているのなら、あなたは大丈夫。社会復帰の準備はできました。後は社会復帰という壁に立ち向かうだけですね。

 

ただ、不安だったり怖かったりしますよね。僕も復帰するときは本当に怖かったですから気持ちはわかります。

これって、いくら準備しても消えないものです。特に社会から離れている時間が長ければ長いほど怖くなっていきます。

 

なので、

 

  • 壁を乗り越えよう
  • 壁をぶち破ろう

 

って思わないでほしいのです。そういう風に思う人ほど

 

  • 復帰後、誰よりも頑張る
  • 休職した分を取り戻す
  • うつ病だって出世できると証明してやる!

 

と意気込みすぎて自分を攻撃する結果になってしまいます。そうなっては、維持期を順調に進むことはできません。

 

ですから、

 

  • 今できることを淡々とやろう
  • 周りと比較せず自分をしっかりと見ていこう
  • あれもこれも抱え込まずに必要最低限で行こう

 

と心に刻んでくださいね。

こう思っていけば、あなたの中にある社会復帰の壁は徐々に削れてなくなっていきますからね。

 

壁がなくなってしまえば、後はいつもの繰り返しです。

 

社会復帰後もやることは一緒

意外と勘違いされる方が多いのは、社会復帰したら「何か特別なことをやらなければならない!」と思うことです。

 

でも、それは間違いです。社会復帰できても、やることは回復期の延長です。今までやってきたことを、そのまま実行しつづけるだけ。

 

継続することが維持期での試練となります。それさえできれば大丈夫ですからね。

 

全ての経験があなたの力

回復期で経験したことが、あなたの力になります。そして、急性期や維持期、はたまた今まで全ての経験があなたの力だということを覚えてくださいね。

 

人って必死に乗り越えてきたことを忘れてしまう生き物です。ですから、自分のダメな部分だけを見つめてしまいツラくなってしまうことが多い。

 

でも、あなたはあなたが生きてきた年数分、努力し続けてきたんです。その時間があなたの力になっています。だから、自分を信じながら前に進んでくださいね。

 

それが何よりも大事ですからね。

 

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(りーすけからの一言)

以上、モン介さんからの寄稿文でした!

モン介さんは、いつも、心に訴えかけるような優しい語り口で、私たちにいろいろなことを教えてくださいますね。

 

今回の文章は、まさに私の状況にぴったりで、学ぶことが本当に多かったです。

どうしても焦りがちになってしまう回復期のこの時期に、役立つ情報が盛りだくさんでしたね。

 

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うつ病で苦しんでいらっしゃる方は、心の支えをひとつでも増やした方が対処しやすくなると思います。

みなさんにとっての温かい拠り所が増えますよう、お祈りしています。

 

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